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目をつぶらなくなる練習?

質問者:喇嘛さん

いろいろボクシングの事について探してたらこのHPに出会いました!

そこで、早速質問なのですが、ボクサーはパンチが来ても目をつぶりませんよね?(私はボクサーではありません)その目をつぶらない、という事が私には信じられないのです。

目をつぶらなくなる練習ってあるのでしょうか?

一体どうすればそんな風になれるのですか?よろしくお願いします。

解答者:管理人

確かに、普通に考えると信じられませんよね。私も、ボクシングを始めるまでは、何であんなに早いパンチをうまくよけられるのか不思議だったし、目に当たったら痛いだろうなと漠然と思っていました。

普通人間は、危険を感じたら反射的に目をつぶってしまうという行動を起こします。これは、危険なことに対する恐怖を幾分和らげるという効果があります。日常生活では、これが功を奏し危険を回避できることも多いかと思います。

しかし、ボクシングにおいてはパンチという危険が迫った時、目をつぶるという行動が危険を招き、その危険により直接的に危害が加えられることになります。そのため、目を開けて、危険を回避する行動が必要になります。目をつぶると恐怖と一緒に必ず危害も訪れるということですね。

そこで、ボクシングで目をつぶらなくするにはどうすればよいかということですが、特にこれがという練習はありません。ただ、意識付けが必要になります。ボクシングにとって、目をつぶることと開けておくことはどちらが危険を伴うかは上で示した通りです。これを、十分に認識し、頭に焼きつけておく必要があります。

最初は、やはり人間にとって自然な行動なので目をつぶってしまいますが、どちらが危険かを十分意識することで少しずつ慣れてきます。また、スパーリングなどで目をつぶって打たれた反省から、目を開けて相手をよく見ることの重要性が再確認でき、次からは目を開けなければと成長していきます。

簡単に言うと、『どちらが危険かを認識して目を開けることに慣れる』ということがお答えになります。そして、目を慣れさせる練習をあげるとすれば、マスボクシング(パンチを当てないスパーリング形式の練習)で、目を慣らすことです。パンチが当たらないので、目を開けておくことに抵抗がなく、少しずつ慣らすことができます。そして、この慣れを実践にそのまま持っていくことができれば最高ですね。

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