「ヘッドスリップ・ウィービング・ダッキング・スウェーなどパンチをよけるコツ」についての質問一覧 - 筋トレやボクシングの疑問、悩みを解決!

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ヘッドスリップ・ウィービング・ダッキング・スウェーなどパンチをよけるコツ

質問者:きよちゃんさん

ヘッドスリップやウィービング・ダッキング・スウェーなどパンチをよけるコツ(どこを見たら良いか?等)と動態視力を高めるための練習方法を教えてください。

解答者:嘘八百さん

あなたのいうディフェンス術はほとんどが反射的に行なうどちらかといえば高等な技術です。
もっと簡単でもっとも重要なのはステップワークです。
相手がどんなに強いパンチをどれだけの数出したとしても届かない距離であれば当たりはしないのです。
相手が有利な形で間合いを詰めた場合は足を使って逆に距離を作ればいいのです。(攻撃する場合もそうですがこの距離感というのが勝負を左右します。)これを忘れないでください。

理由はどうあれ中間距離より中に入られた場合はカウンターを合わせるかクリンチするかあなたのいうボディーワークで避けるかという選択になります。
私はディフェンスに動体視力はあまり関係ないと考えています。
なぜなら1メートル足らずの距離で繰り出される相当なスピードのパンチを見てよけるなどというのはナンセンスだと思うからです。
むしろ重要なのは相手の初動(どこをどう見るとかいう問題ではなくどこか少しでも動いたら)に素早く反応する反射神経だと思います。
もちろん目をつぶってしまってはよけようがありません。
しかしそれはパンチを見るのではなくパンチを出す予備動作(目をあけてさえいれば誰でも見ることが出来る程度の動き)を見るためです。
そこからパンチの方向や角度を瞬時に判断して避けるのです。
反射神経(瞬時の正しい判断)は経験によって磨かれます。
パンチを何度も打たれると打たれる時のイメージができます。そうなると誰でも打たれたくはありませんからそういう体勢にならないように動きます。
しゃがめばダッキング、左右に動けばヘッドスリップのけぞればスウェーバックという事です。
相手のストレートパンチを受けないように上体を左右に動かしながら距離を詰める時の動きをウィービングといいます。
こう動けば打たれなかったという成功体験を積み重ねて(フェイントなどに惑わされる事なく)正しい判断ができるようになります。

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