世界戦で1勝もせずに世界王者

■ WBC元ヘビー級王者・ケン・ノートン
■ WBC元ヘビー級王者・レノックス・ルイス

1978年、世界王者だったレオン・スピンクスに対し、ノートンは指名挑戦権を持っていたが、その挑戦権をスピンクスが拒否。これが原因でWBCはスピンクスのベルトを剥奪し、あわせてノートンを新王者に認定した。

なお、運良く獲得できたベルトだったが、初防衛戦で破れ、真の王者としてその名を馳せることは無かった。

レノックス・ルイスは1992年10月31日、ドノバン・ラドックとの指名挑戦権をかけた一戦でKO勝ち。
それによりルイスの挑戦を受けるはずのWBA・WBC・IBF統一世界ヘビー級王者・リディック・ボウがWBCの指名試合を拒否。その結果、ルイスをWBC世界ヘビー級王者として認定した。

ちなにみ、レノックス・ルイスはソウルオリンピック(1988年)の決勝でリディック・ボウを破り金メダルを獲得している。

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